【導入事例】株式会社メディアコンテンツファクトリー様

新規サービス立ち上げや既存のサービスの拡張等、EC2、S3を組み合わせて任意にサーバーを拡張構築できる点が最大のメリットです。

1998年の創業以来11年間、医療機関待合室において来院患者向けテレビを設置し、医師からの情報をもとにした独自の番組を制作・放映するサービスを提供して参りました。2007年より待合室テレビにおけるデジタルサイネージ広告事業を開始し、2009年3月に製薬企業向けに「疾患啓発テレビ」サービスを開始。設置台数は1000箇所を超え、月400万人以上の来院者へ放映が可能となっています。

クラウドの評価、選定基準について

クラウド導入検討に至った御社のビジネスまたは技術上の課題、また、クラウド導入を促進するきっかけは何でしたか？: AWS導入前までは、ホスティングでのサーバー運用を行っていましたが、新規のサービスが増え、素早いサービスのリリースがインフラにも求められたため、短期間で大量のサーバを準備することができるAWSを選択しました。

AWSを評価する上でどのようなプロセスを辿り、どのような考慮をされたか？また、ビジネス及び技術的な観点で最も重視された点について教えて下さい。: ビジネス的な観点では、オンプレミスや他のホスティングサービスと比較してどれだけコストメリットがあるのかを検討しました。技術的な観点としては、トラフィック増大による高負荷へのスケーラビリティを重視しています。

AWS導入におけるアーキテクチャーと実装方針について

どのように、またどれくらいの期間AWSのサービスを利用しているか教えてください。: 2012年6月より検証を開始し、2012年9月より本サービスをAWS上で運用しています。

今回の実装プロセスについて、またサービス選定から本番環境にいたるまでの実装プロセスや、かかった時間はどの程度でしたか？: 3ヶ月かけて検証を実施し、本番環境への実装、リリースを行いました。

システム構成図

AWS利用による成功とベネフィット

AWS導入が成功であったと判断する理由はどのような点ですか？（俊敏性と拡張性等）: 構築し易さだと考えています。新規サービス立ち上げや既存のサービスの拡張等、EC2、S3を組み合わせて任意にサーバーを拡張構築できる点が最大のメリットです。

将来の計画、及び学んだ事について

AWSのソリューションを新たに、または拡張して利用する予定があれば教えてください。: 2013年度中に基幹システムをAWS上でリプレイスする予定です。

AWS導入の経験から、他社の導入決定者に伝えるべき情報についてコメントをいただけますか？: CDP(Cloud Design Pattern)を学習・実践する事がAWSソリューションを成功させる一番の近道だと思います。

HAWS担当より (谷口)

HAWSクラウドサービスをご利用いただきありがとうございます。

貴社製品「メディタッチ」のご成功を大変嬉しく思っております。

今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

メディタッチは、口頭説明だけでは患者の理解を得にくい病気や症状、検査の説明などを、症例写真やイラスト・動画などのコンテンツを使って患者へ説明できる全く新しいツールです。

このコンテンツにはiPad・PCの2つのデバイスからアクセスが可能。診察室や待合室など、様々なシチュエーションで活躍します。まさに「患者説明を進化させる」ツールです。